手食

2009年04月22日

 きょへき/kyoheki at 11:36 | Comments(0) | つぶや記
インドには1年くらい住んだことがあるが、食事を手で食べた事はなかった。

初めて手を使って食べたのは、N-jiriさんの「南インドを食べる会」通称グルジリでだった。
バナナの葉の上の南インドの定食、ミールスをグジャグジャ掻き混ぜて食べるのだが、
スプーンで食べるのとは違った、ちょっとした快感を憶えた。
それは自分にとって文明開化のような、新しい感覚でカッコ良く、これを極めたいと思った。

ところが、手食は意外と難しい。
米が指にまとわりついてどうしようもない。
そこで、いろいろな人に聞いた手食の食べ方をまとめてみる。

*右手の親指、人差し指、中指の第2関節を使う(上品な食べ方)
(民衆は手のひら全部使うらしい)

*指でククッとまとめて、ショベルカーのような感じですくい上げて、親指で口の中に押し出す。

*指に付いた米はペロペロ舐めてはいけないそうだ。

*食後は食堂に手洗い場があるのでそこで洗う。

これだけ解っていても実際やってみると難しい。

解りやすい画像があるので参考までに。



手食文化圏は24億人、世界の40%をしめるらしい。
ヨーロッパでも15世紀くらいまでは手食だったそうだ。
でも最近ではインドでも、スプーンとフォークの西洋式が広まっていると聞いた。
手食は触覚も味わえる贅沢な食べ方だと思う。


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