趣味はインド料理

＊＊＊あんまーは閉店しました　2014年修正＊＊＊



遂に南インドレストランが九州上陸しました〜！

福岡市でインド舞踊オディシーの教室をされている、サキーナ彩子先生と
同じく南インドはチェンナイから来たムービーダンサーのニラさんの、
レストランとスタジオが一緒になったお店です。



アンマーとは「お母さん」の意味です。
家庭的な南インド料理を味わえます。

10月に本場チェンナイから料理人が来るまでは、プレオープンで
ニラさんの作る南インドの家庭料理の居酒屋で夕方6時から12時まで開いています。
日曜日は休みだそうです。

それで、土曜日に頂いたメニューのご紹介！
ドーサは米粉や豆の粉をクレープ状に焼いた料理です。

プレーンドーサ、左はトマトチャトニで右はココナッツチャトニ



エッグドーサ



マサラドーサ



簡単に南インド料理の説明をしますと、、、

北インドは紀元前、西側から移動してきた麦作と牧畜のアーリア系民族のが住んでる地帯で、
小麦文化圏で、パン類が主食です。（小麦の全粒粉で作られるチャパティが主食です）
それと乳製品の料理が多いのも特徴です。
有名なナンやダンドール料理は北インドのレストランの料理です。

南インドは、元々のインドの住民ドラヴィダ民族の地域です。
アーリア系に少しずつ押されて南下した説が有力？
一般的にはアーンドラ・プラデーシュ州、カルナータカ州、タミルナード州、ケーララ州の4州の事を言います。
主食はお米です。お米や米粉を使った料理とか多く、有名はドーサやイドゥリは南インドの料理です。
ベジタリアンの野菜の料理が多く、乳製品よりはココナッツ等の食材を使うとかが特徴でしょうか？
味はアッサリと優しい味付けで、日本人にも相性がいいと思います。
家庭料理とレストランの料理の違いも割と少ない感じです。
キリスト教の多い南インドでは多種多様な肉食文化もあります。

南インドのレストランは、日本ではまだあまり知られていませんが、
東京ではかなり増えてきて、たいへんなブームになっています。

現在はナンやタンドール料理で有名な北インドのパンジャーブ料理店しかないのですが、
もともと日本でのインドレストランの老舗にあたる東京のアジャンタやアショカ、新宿中村屋や銀座のナイルレストラン
なんかは、南インド人だったというのは感慨深いですね。
中村屋のボースさんや、銀座の初代ナイルさんはインド独立を日本から援助していた人で、
ボースさんは「中村屋のボース」という本が出ています。
ナイルさんは出身地のケーララ州で自伝映画が製作されているそうです。
話は飛んだのですが、早く福岡の人にも認識して欲しいものです。

10月の初頭にはニラさんのお母さんが来福されるらしいので、
その頃が本物のアンマー料理が頂けるのではないかと期待しています。
とにかく、南インド料理は全く新しいインド料理なので、
早く覚えて貰えますよう！お願い致します。

南インドレストラン　あんまー
福岡市早良区城西1丁目6-10　ルピナス西新1F
電話：092-210-0108