藤原新也写真展、講演で感じたこと

2022年09月24日

 きょへき/kyoheki at 19:40  | Comments(0) | インドの文化









2022年9月10日の北九州市小倉であった藤原新也さんの講演と写真展に行ってきました。
ワタシが20代の頃、「インド放浪」「メメント・モリ」等で知った藤原新也さんという写真家、作家さん。
生まれが北九州市の門司という事で、4〜5年前から市から回顧展をやらないかと要請があったそうですが、どうも過去を振り返るのは好きではないと、断り続けていたそうですが、他の事からスイッチが入り、回顧展ではない現在進行形の個展での開催に至ったそうです。

講演では一切門司や北九州を懐かしむ様な言葉はなく、地元の方々はどう思われたのか、少し心配にはなりましたが、藤原さんはいつも現在進行形でおられ、写真も文章も、その時のそのままで、いつも今のままをやっておられるのだなと、ワタシ的にはその辺りが学ぶべきところだと思いました。
写真も2〜30年前のものでしょうが、つい昨日のことの様に説明されてました。
ワタシ的にはずっと感じていた写真の印象、言葉の印象がズズズと自分の体験んの様に身体に入っていくようで、良き体験になりました。

行って良かったです。  

HAPPY ONAM

2021年09月07日

 きょへき/kyoheki at 15:28  | Comments(0) | インドの文化 | インド料理




ケーララ州最大の祭り「オーナム」です。

かつての王、マハーバリを称え、ケーララに戻ってくることを祈願する祭であり、収穫祭でもある10日間の祭りです。
サッディヤ(Sadhya)というおご馳走を振る舞い、お祝いします。





ちょっと遅れのサッディヤを作ってみました。
出来はどうかわかりませんが、自分的には美味しかったです


  

香取薫先生in福岡市

2017年07月20日

 きょへき/kyoheki at 16:23  | Comments(0) | インドの文化 | インド料理


2009年の北九州での香取薫先生の料理教室から、首を長くして待ちに待った福岡市での料理教室がやっと開催されました。会場はとても素敵な「西部ガス、食文化スタジオ」。第一回目は「アーユルヴェーダ食事法」



インドの家庭で料理を習う時とか、インド人主婦たちの頭の中にあるあの料理哲学の元になっているのがアーユルヴェーダですね!古からの智慧が凝縮されています。それは油の使い方から、野菜の切り方までとても深い哲学が散りばめられていました。調理実習はグループ別に分かれて開始!思いの外簡単に作ることができました。キチュリーや、バターミルクなど、インドで身体を崩した時にお母さんが作ってくれた料理ですね。作った後は蓮の葉にのせた料理を参加者で頂きました。身体にも、心にも染み渡る美味しさでした(^^)


そして第二回目は「はじめてのインド家庭料理」

会場は舞鶴の「福岡市健康づくりサポートセンター あいれふ」
初歩的な簡単な講座かと思いきや、とてもとても深い料理の知恵と、そこは外せないというポイントなど、まあ、こちらでは詳しく書きませんが、目からウロコの連続でした。インドの台所事情から豆などの食材選びの話とか、長年難しく考えていたことが「そういう事だったのか!」と音を立てて崩れ去りましたw



グループで調理をして、いざ頂いた時のあの美味しさ!
長年インド暮らしをしていた方も感動されておられました。
外食産業の美味しければいい、ではない暮らしの中で人の体調や気候や、いろいろな気遣いの心ある料理を習った気がします。そして作る料理に精通してることは美味しくすることなんだと感じました。食材を選ぶところから、いろいろな工夫をすることも楽しくなりそうです。
とっても短く感じる素敵な数時間でした。参加者にも感謝です!
女性が多く参加されてましたが、私が話した人の殆どがとても深く満足されてたのが印象深かったです。
香取先生の講座は特に女性にオススメしたいな〜と思いました。

そして講座の締めはインドサリー講座!
福岡のサリー通の山口さんも登場です。



サリーってそんなに深いものだったのかと感心しました!
それに美しい衣装ですね
さり気なく、いろいろな意味もあるんですよ!

香取先生、また近いうちに九州に来て欲しいです!


  

マレーシアのミールス

2015年11月06日

 きょへき/kyoheki at 23:01  | Comments(0) | インドの文化
こちらはマレーシアのクアラルンプールにある南インドレストラン。

南インドはタミルナードゥ州のチェテナードゥ料理のミールスということで、
ちょっとスパイスが濃そうですね。

この満足そうなお顔!



美味そうですね!
マレーシアやシンガポールではインド人街もあり、普通にどこにでも有りますね。

南インドのミールスは九州ではまだマイナーですが、
世界的には割とどこにでも有り、人気の料理です。
毎日3〜5億人くらいに食べられてるのではないでしょうかね?

アジアに近い九州でも普通に定着して欲しいですね。  

ミールスの食べ方

2015年11月06日

 きょへき/kyoheki at 09:37  | Comments(2) | インドの文化
ミールスの食べ方を知ってれば、カッコイイですね!

英語だけど、これ観れば大体わかるかと!
設定で字幕も出ます



終わりの方で締めのカード(ヨーグルト)をご飯にかけて食べてるの要チェック!
左上にちょこんと盛ってある塩をかけて味付けしてましたね。
決して砂糖で甘くしないように!

ミールスをバナナの葉で出すお店は日本ではまずないです。
ターリー(ステンレスのお盆)か、バナナの葉の形の陶器かプラスチック製お皿か、紙製のお皿ですかね?

その時の食べ方も大体同じです。

では、お楽しみください!
  

南インド料理とは

2015年11月05日

 きょへき/kyoheki at 11:38  | Comments(0) | インドの文化
福岡市に南インド料理店が増え始めて嬉しい限りです。

では南インド料理とは何なのか?

いいビデオがありました。
すごくわかり易いのでこれを観てください。



このビデオは北海道帯広市の南インド料理店「DAL」の紹介ビデオです。
ちょっと無断で拝借させてもらいました 
いつか行くので許してください



南インド料理店は海外でも普通にどの国にもあります。
やっと九州でも楽しめるようになってきました。
基本は菜食料理なので、世界的にヨーガの人たちにも大人気です。


画像提供元
南インド料理店「DAL」

http://dal-curry.com  

Santhosh Pandit

2011年11月29日

 きょへき/kyoheki at 14:55  | Comments(2) | インドの文化
Mさんから聞いた話。
マラヤーラム映画の騎手、サントーシュ・パンディットがケララで熱いらしい。
彼が自分で制作(主演、監督、音楽、歌…等)した数本のビデオがYouTubeで話題になり、ブレイクしているらしい。



見た限り、とても純朴で人が良さそうなお兄さんにしか見えない。
ちょっと出っ歯なところとか、インドでよく見かけるタイプのお兄さんだが、案外インドではイケメンなのかも知れない?
ヒーローをやる程、強そうには見えない。でもこの人は絶対に悪い人ではない事だけは確かだろう…
ケララの景色がとても美しい!よく挨拶をしてくれた、ケララ人の笑顔を思い出した。  
タグ :Santhosh Pandit


Meals Ready

2011年10月23日

 きょへき/kyoheki at 08:36  | Comments(1) | インドの文化
昨夜はインド人の友人宅へ訪問し、酒を飲み楽しい夜を過ごした。

YouTubeなんかで、いろんなインドの事を教えてもらってかなりの収穫あり!
そのひとつで、教えてもらったのがこれ!これはホロリとくる良いvideoです。
ケーララで作られたものです。

Meals Readyとは、お昼のランチの用意が出来てます、みたいな意味で、普通は食堂とかに立て看板を出しておりますが、お爺さんは自ら立って呼び込みをやってるというものです。まあ、少し長いけど観てみて下さい。




インド人はペットボトルで飲む時は、口を付けないで飲みます。
だからシェア出来るんです。
  


Onamオーナム

2011年09月13日

 きょへき/kyoheki at 17:14  | Comments(0) | インドの文化


3日(土)はケーララの有名なフェスティバルOnamオーナムの最中。
Mさんと、バンガロール6年住んでいたOさんとか呼んでケーララの食事をした。
現地では朝にプットゥーを食べ、夜にかけて御馳走を食べるらしい。
世界中のケララ人が祝っているとの事。
ウチでもプットゥーを作って食べました。

Onamとは、古代の伝説の王マハーバリを祝う祭りで、収穫祭などの意味合いも強い。
宗教は関係なくすべての人が祝い、虎の格好をしたり、オナプーカラムという円形の装飾で街中を飾ります。

  
タグ :onam


インド映画を観にシネラへ

2010年04月19日

 きょへき/kyoheki at 18:19  | Comments(0) | インドの文化
土曜日に福岡市総合図書館のシアター『シネラ』に、インド映画を観に行った。

古いマラヤラム映画(ケーララ州)で、白黒作品。
とある地方の田舎に来た、サーカスの日常を、淡々と映しているという作品だった。
音楽も無く、本当にケーララの田舎の風景と、人々の静かな日常、サーカス団員の苦悩等、
映画の陰影とともに流れて行った。それが心地よく途中で少し寝てしまった。

この図書館には福岡市アジアマンス映画祭で上映された秀作が沢山眠っているらしい。
時たまこうして映画のイベントを企画してくれるので、見損なったものでも観れるそうだ。
全国にはこういう映画が好きな人がけっこういて、今回も東京から2名、東海地方から1人、
来てる人がいた。(知り合い)
その人達から言わせると、福岡は羨ましいらしい。
これだけの映画のタイトルのストックを持っているのは、東京と福岡だけらしい。
東京は観に行ってもかなり忙しいのだけど、福岡ならゆっくりと観れるから良いのだそうだ。
しかもかなり安く観れるといっていた。
マニアが喜ぶ、レアな作品も沢山あるらしい。

自分も今回初めて訪れたのだけど、図書館としては勿体ないくらいきれいなシアターだった。
良い企画の上映会があれば、また訪れようと思う。

今週土曜日からは、インドのスター、シャー・ルク・カーンの映画が始まる。
http://www.cinela.com/schedule/H2241430sch.htm#4

映画の後は、インド映画オフ会だった。
その話はまた後ほど!  

M・ナイト・シャマラン

2010年04月16日

 きょへき/kyoheki at 17:58  | Comments(0) | インドの文化
一昨日、南インド出身の方とランチをとっているとき、
南インド出身者で、ハリウッド監督がいるのを教えてもらった。

すぐさまiPhoneで検索をしたら、『シックスセンス』のM・ナイト・シャマラン監督の事だと分かった。
タミルナード州のポンデッシュリー出身とあった。
彼が言うには、父親がケーララ州で母親がポンデッシュリーらしい。
観たことがある映画に、『ヴィレッジ』『ハプニング』があった。
う〜ん、個性派!
興味が出て、他の作品も観てみたいと思っていたら、
昨夜、さあ寝ようと思っていたら、深夜のBS放送でたまたま『サイン』をやっていた。

単なる軽いSF映画と思って目にも留めてなかった映画だったけど、
テーマはもっと違う所にある、興味深いの映画だった。
この映画のCMの印象とは、全くと言っていいくらい違う内容だった。
『ヴィレッジ』も『ハプニング』もちょっと似たタッチで、原作はスティーヴン・キング?
という感じの、どちらかと云えば好きな方の作品。
『シックスセンス』も最後の方は救われた感があって、あの言葉は今でも印象に残っている。
東洋的な宗教観とでもいうか、ちょっと感動もした。
なんとなくその辺がインドちっくかな?と思えて来ました。
『ハプニング』のラストは救われず衝撃だったけど…

今度は最悪の出来と評されている『レディ・イン・ザ・ウォーター』を今度は観てみたい。
ゴールデンラズベリー賞の最悪助演男優賞と最悪監督賞を受賞しているらしい(笑)
ちょっと楽しみが増えた!

M・ナイト・シャマランwiki
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=&oldid=31358616

明日は福岡のネパールレストラン「エベレストキッチン」でインド映画好き仲間の懇親会。
東京や東海地区からも好きな人が来る。すでに20名近く集まっているらしい。凄い!実に楽しみだ〜!  

インドの床屋さん

2009年11月04日

 きょへき/kyoheki at 11:55  | Comments(0) | インドの文化
インドに滞在中は、床屋さんに入る勇気がありませんでした。

友人の話によると、
髪を切った後のヘッドマッサージは癖になるよ!と言ってました。
ヘッドマッサージだけでもやってくれるようです。
値段は80円位?散髪じたい100円って言ってたかな〜?
これを見たら、やってみたくなりますよね〜

ハイダラバードの床屋さん



これはラージャスタン州、プシュカールのヘッドマッサージ屋さん。
もの凄っく、効きそうです(^_^;)
コズミック・エナジーが注入されるそうなので…


経験した方、おられるでしょうか?  

コーラム KOLAMS

2009年10月21日

 きょへき/kyoheki at 18:15  | Comments(2) | インドの文化


「あんまー」のお店の入り口に描かれてある、不思議な模様!

今来日されている、ニラさんのお母様が描かれたそうです。
これはコーラムと言って、南インドではよく見かけるものです。
魔除け的な意味あいがあるそうです。
早朝、女性が家の入り口に打ち水をして、米粉や石灰で描くのだそうです。
その家の祖母から、娘、嫁に受け継がれています。
描いた模様は、それを踏むと一日良い事があると云われているようです。
蟻とか人が踏んで、自然と消えて無くなるんですね!




よく観ると、幾何学的に複雑に絡みあった線は、
最終的にはどこかで繋がっているようです。
インド人が数学に強いのは、こういうところからも来ているのでしょう!?
他の動画もいろいろ見てみると、実に様々なパターンがあって驚きます。
やはり、太古からの宗教的なものなんでしょね〜  凄い!  

スラムドッグ$ミリオネア

2009年04月28日

 きょへき/kyoheki at 10:55  | Comments(2) | インドの文化
土曜にやっと観てきました。

http://slumdog.gyao.jp/

佐賀ではやってないので、久留米で観ました。
アカデミー賞8冠とっただけある良い映画でした。
スラムのムスリムの少年が親を亡くし、たくましく生きて行く話で
原作は「僕と1ルピーの神様」というこれまた,たいへん面白い小説らしい!
映画ではカットされたような、細やかな話も読んでみたい気がする。

インド映画はまだあまり本数は観ていない方だと思うけど、日本でもファンが多いのを最近知った。
なかでも南インドはタミル映画の、ラジニ・カーントのファンは熱い!
独自で上映会をやれば全国からバスで会場へ訪れる。
縁で北九州の上映会に参加したことがあるのだが、観る方もインドスタイルで歓声,拍手、ダンス、
紙吹雪、なんでも有りで実に楽しい上映会だった。
http://www.rajini.jp/masala-system.html

インドで幾度か映画を観たことがある。
その頃はまだキスシーンはカット!
外国映画でキスシーンがあると
良い所でブチッと映像が切れていた(笑)
すると観衆が大ブーイングをする。
そう、まるで「ニューシネマパラダイス」の世界がそこにはあった。
インド映画なんかはそういうシーンはギリギリで焦らすように撮ってあった。
日本のように大人しく観る必要ななく、実に楽しかった。

インド映画は上映時間は大概3時間(笑)
それはダンスがあるせいだけど、ダンスもハマると実に楽しくなってしまう。
ダンスシーンにはお金をかけてある場合が多い。
急にシーンが飛んで、外国の観光地で踊るシーンになる事もしばしば…
日本映画に慣れている人は、脳内発汗ま違い無し!
踊るのは実際にやってみると大変なのだけど、身体の奥底から笑いが出てくる。
やってみたい人は福岡でもやってます。
明るくなれます。
http://3w.to/neela

話は飛んだのですが、
「スラムドッグ$ミリオネア」はイギリス資本のインド映画なので、なのか?
わかりませんが、話のテンポも音楽もとってもモダン。
ダンスシーンも最後に出るだけだったので、なにか新しいインド映画の方向性?のような感じもしました。
インド人女性監督ミーラ・ナイールの「その名にちなんで」や「サラームボンベイ」「モンスーンウエディング」
でも感じた新しいインド映画という感じでした。

「スラムドッグ〜」の中でインド映画界の大御所、アミターブ・バッチャンが出てくるのですが、
なんでも以前は「クイズ$ミリオネア」の司会をやっていたようですね。
驚いたのは次回の司会はインド映画界の貴公子シャールク・カーンだそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/pinesclub/diary/200902240000/

「スラムドッグ$ミリオネア」
佐賀での上映は6月6日から 109シネマで  

インド映画

2009年04月07日

 きょへき/kyoheki at 16:18  | Comments(2) | インドの文化
先日アカデミー賞を取って盛り上がったインド映画、
「スラムドッグ$ミリオネア」
残念ながら佐賀では上映しないようです。

近場では福岡で4/18日から
期待してたのに、佐賀で観れないのが残念です。


それと福岡アジア映画祭のプレイベントで
ボリウッド映画(ボンベイ)のドキュメントが上映されるようです。
こちらも面白そうです。

http://www2.gol.com/users/faff/faff.html

インド映画はあまり興味がなかったのですが、
ラジニカーントの『踊るマハラジャ』から観始めて
だんだん面白くなってきました(笑)
最初は????の連続でしたが、いつの間にか慣れてしまって…
今ではたまに観ないと寂しくなってます。
昨年観たボリウッド映画の「オム・シャンティ・オム」は楽しかった!
『スラムドッグ$ミリオネア』
早く観たい!!!
  

インド国歌

2009年03月13日

 きょへき/kyoheki at 20:00  | Comments(2) | インドの文化
Jan Gan Man


「汝は運命の支配者だ」作詞:ラビンドラナート・タゴール

汝、私たちの心と
インドの運命の支配者に栄光あれ!
パンジャブ、シンド、グジャラート、マラータ、
ドラヴィダ、オリッサ、ベンガルの土地、
ヴィンディヤ、ヒマラヤ、ジャムナ
そしてガンジスと太洋の絶え間ない波
すべてが汝の美名で立ち上がり
汝の祝福を求める
彼らの汝への賞賛の讃歌を歌いながら。
汝に栄光あれ、
おおインドの幸運の女神!
汝に永遠に、
万歳、万歳、万歳!

*************
あまりにも素敵な国歌です。
タゴールの詩ですね。
ハリ・プラサード、シブクマール・シャルマ…
インドを代表する音楽家が総出演で鳥肌ものですね。
  

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