趣味はインド料理

10年くらい前、登山の恩師を連れてネパールに行った事があります。
先生は長年登山をされてましたが、外国の山に行くのは初めてで、
ポカラで初めてマチュピチュレの山の姿を観た時の嬉しそうな顔を忘れません。
登山は初心者クラスの短いものだったのですが、先生は帰ってからも頻繁に、
ジワジワと、「またネパールに行こう！」とお誘いを受けるのです。

自分もいろいろと忙しく、お金と暇もないので申し訳ないと思いつつ、、、
何年も免れてきました。
それでも諦められないのか、我が家の近くを毎朝散歩コースにしているようで、
最近またよく会うようになりました（苦笑）

そんなこともあってか、運転中に無性にネパール料理が頭を過りました。

という事で、今夜は福岡の渡辺通りにある老舗「エベレストキッチン」で頂きました。
このお店は始めは赤坂の方にあったのですが、初めて入った時は素晴らしさに感動しました。
パン類は何種類もあったり、初めて見る食べ物にワクワクしたものです。
ネパールでホテル等で食べたハイクラスのレストランの料理を思い出したり、
街の定食屋で食べたダルバート的なお気軽さも兼ね備えていると思います。
お昼はお得らしいのですが、遠くてなかなか行けずに残念です。

ネパール料理のスパイスは、とてもアッサリと効いていて、
ある料理は薄いのに身体から汗が出たり、
まるで漢方を食べている様な感じのものもあります。
とても興味深いです。
味付けは日本人にはとても合うと思います。
皆さんも是非一度体験して下さい。

それで今夜はマトンカレーとのセットを頂きましたが、
やはり懐かしい味でした。
パンはインドのチャパティと同じ小麦の全粒粉で焼いて揚げた「シェルパ・ゲン」というものです。
インドのナンとかは小麦の精製粉です。玄米と白米の違いですね。


お漬物も頂きましたが、高菜付けに微妙にスパイスが感じられます。

あと、マトンカレーも美味しく頂きました。
マトンは羊の事ですが、あちらでは山羊の事もマトンと言っていたと思います。
滋養があってとても元気になれました。

近ければ頻繁に行くと思います。
なにせ、これだけは真似して作れないし…
日本では、ここでしか味わうことができない料理だと思います。